松本哲夫展@建築家会館
剣持勇という日本の戦後のデザインを代表するインテリアデザイナーがいるが、その剣持勇を引き継いだ松本哲夫氏もまた偉大なインテイリアデザイナーいやインテリアアーキテクトです。
松本氏とは建築家会館のクラブバーでよくご一緒させていただきました。いつもニコニコと笑顔で語り口も優しさにあふれた素敵なジェントルマンでした。
その松本哲夫さんが亡くなられたのは昨年のこと。
建築文化継承機構で松本哲夫さんの作品をまとめられて、建築家協会で「松本哲夫展」が開催されました。

京王プラザホテルなど多くのホテルのインテリア、椅子のデザインは知っていましたが、新幹線、ヤクルトの容器までデザインされているとは存じ上げませんでした。
あれは私のデザインだよ。なんて一言の仰らない松本さんに改めて尊敬いたしました。

昨日は『最後の松本塾トークセッション』と題し、お歴々の重鎮の方が集い貴重なお話を伺いました。

その中で印象的だったのは、「松本さんは建築学科卒業だから建築の視点に立つインテリアアーキテクトだけど、空間のデザインはトータルに美しくなければならないが、それより大切な人間お欲求を満たすシステムの設計が室内環境の本質だと思うと松本さんが書かれているように形の美しさ以前の人の語感を満たすことが大切である。その意味で、建築とかインテリアとかカテゴリーで分断されるものではない」というご意見。
私は、ずーっと建築とインテリアを分けて考えることに抵抗があり活動してきたのですが、建築ーインテリア〜食まで『暮らしのデザイン』考えてきたことに間違えがなかったかな?とやや安堵しました。
読経が終わる頃お月様が山の上から顔出ししました。
その後、観世流能楽師の小早川泰輝、康充兄弟の謡と舞、笙奏者東田はる奈さんの演奏。
円覚寺の山の上で虫の声をバックに謡と舞、そして笙の演奏は、まさに時と場所、時空を超えた催し。
終わる頃には月が夜空に輝き、なんとも言えない幸せ感!
その後のお酒とお弁当にすっかり酔いしれました。
昨年はあまり咲かなかった自宅庭の紫陽花が復活!
数年前はもっと大きな見事な青い紫陽花があったが、だいぶ蘇った。
ピンクもあったが消えてしまった。土が酸性?
白い紫陽花が欲しいんですけどね。
紫陽花が終わる頃は青々しく葉が茂って来ます。
お茶お稽古で使用した木槿を挿木したら、見事にお花が咲きました。
蕾がたくさんあるのでしばらくは楽しめそう。
みかんも小さな実がたくさんある!豊作!!
下草で鬼灯ホオズキ、大葉シソもたくさんなっているので夏の食事が楽しめます。
4月になると桜の後は花満開!我が家のお庭も。
我が家のモッコウバラ
毎年この時期に我が家を華やかに鮮やかに彩るモッコウバラ!
黄色が鮮やかで気持ちが上がります!
黄色って幸せの色というのを実感します。
モッコウバラの後の我が家の庭は、紫蘭が満開!
楚々としながら凛としている紫蘭、大好きなお花です。
12月上旬紅葉見に京都に行きました。
京都は仕事やお茶で何十回と行ってますが、観光はあまりしていない事に気づいて今回は「ザ京都」を楽しみました。
どうする?家康で二条城を拝見!
千本鳥居見た事なかったので伏見稲荷から東福寺へ。
今回の目的、夜の清水寺のライトアップ!
少し散りかけた紅葉でしたがライトアップは圧巻でした!
やっと来られました!!!
湯河原にある写真家杉本博司氏手がけた江の浦測候所!
事前に杉本博司氏のYouTubeを見ていったので想像はしていたのですが、想像以上の空間力に圧倒されました。
感動しました!最近で一番感動しました。

海に向かって真っ直ぐに伸びるガラスの回廊が海に突き刺さるように片持ちキャンティで張り出す。

冬至の日の出の光を計算した入り口。当時の光を想像するだけで心が躍る!

細かい説明は省きます。行ってない方は是非!!!
お庭で梅がたくさん取れたので(多分8キロ)
梅酒5瓶、普通にホワイトリカー3瓶、ブランデー2瓶つけました。
とりあえずここまでは収穫直後の6月上旬に。
残りは梅干を!
今まで成功したことない梅干に挑戦。
この酷暑で土用干し3日間終えて、、
今年は上手にできました!
先日は久しぶりにオペラを見に東京文化会館へ行きました。
パレルモ・マッシモ劇場 2023『ラ・ボエーム』
久々のオペラの迫力に感動!
席がS席だったので1階の6列目と本当に目の前で観劇できたので感激しました。
オーケストラも直接音ではないですが音量に含めて聴きごたえがありました。
出演 ミミ役:アンジェラ・ゲオルギュー
ロドルフォ役:ヴィットリオ・グリゴーロ
母の日朝起きたら突然の不調。いつもと様子がおかしい。
まあそのうちに治るでしょう。。。とタカを括っていたら。。
突然入院です。
おとなしく真面目に治療とリハビリに励んでいます。
暇なので、手のリハビリ兼ねて病院の窓から見える景色をスケッチ。
彩色できず、消えるボールペンしかないのですが。
趣味が茶道とゴルフと先生に話したら、茶道の練習はエア茶道が手のリハビリに良いから是非やりましょう!と
ゴルフはさすがに無理だね、退院したら徐々にね!ともう少し我慢。。。
今年の前半は引越などバタバタしてましたがあっという間にGWです。
GW最後に歌舞伎観劇に行きました。
主人の52年のサラリーマン生活お疲れ様ご褒美に息子と娘からのプレゼント!
建築設備設計の仕事をしてきた主人の最も印象深い思い出あるプロジェクトは歌舞伎座です。建物の裏方まで隅から隅まで頭に入っているので、また違う見方のようです。
5月歌舞伎座は團菊祭を見に行きました。
昼の部の演目は「寿曽我対面」「若き日の信長」「音菊眞秀若武者」の3本立で堪能しました!
団十郎襲名した海老蔵の「若き日の信長」は、海老蔵の人と成りにかぶる信長のハマり役で楽しめました。
「音菊眞秀若武者」は話題の寺島眞秀君の初舞台!見事な剣術と台詞、睨みの演技、本当に将来が期待されます。勿論小さい頃からの環境と血筋もあるでしょうが、それだけでない独特の感性を感じました!本当に素晴らしかった!!
眞秀君の祝幕はシャネルのオートクチュールショーでコラボレーションした現代アーティストのデザインです。フランス人のお父様の存在で今後の歌舞伎界のフランスとの関係も期待されます!
久しぶりの歌舞伎座ですので着物で。帯は祖母の手書きです。歌舞伎にあってるでしょ?!
今年はクリスマスに旅行へ出掛けてしまったので自宅でクリスマスパーティーはできませんでしたので、数年前の自宅クリスマスパーティーをご紹介します。
こちらは大きな丸テーブルにクリスマスディスプレーを。
こちらは数年前の家族でのクリスマスパーティーテーブルです。
前菜、コブサラダ、そしてローストチキン。手作りで〜す!
こちらも数年前のクリスマスパーティー。骨つき生ハムの脚を購入したので友人を招いて自宅で手作り料理で。
この時は、友人の建築家がサックスを持ってきて演奏してくれたりで、お魚を釣ってきた仲間が捌いてお刺身を作ってくれたり、大盛り上がりでした! 
こちらがワインの数々と食べた残しの生ハム
銀座というとやはりここですね!
4丁目交差点に建つ和光ビル!

今春、和光ビルが変わる!ときいて「まさか建替?」またまた壊される?と驚き悲しんだのですが、、、
内部をリニューアルしただけで建物は健在でした。
この和光の時計塔が誕生したのは1932年のこと。関東大震災復興の象徴として建設され、竣工から90年を迎える今もなお「銀座のシンボル」として街を行き交う人々を見守り、そして今も変わらず時を告げています。
街のシンボル 目にも耳にも大切ですね!!